鉄道事業部 車両製作所 新車工場

 

形式

国鉄 70系新潟 4両編成

(まとめ その6)

製造・更新
神戸重工本社工場

 


クハ68のヘッドライトの内部が赤色のままでした。

これではちょっと興ざめなので、エナメル塗料のシルバーを面相筆で入れました。

昔から使っている面相筆で塗ったのですが、ご覧の通りヘッドライトケースの周りまで銀色がまわってしまいました。
スェード調塗料をそのまま吹くとマスキングが大変なので、一度空き瓶に塗料を拭いてから塗料皿に移しました。
面相筆の件を「たけのこ模型」さんに会社で話した所、タミヤのHGタイプがお勧めとの事でしたので、さっそく使ってみました。
写真がちょっと暗くて見えづらいですが、色がちょっと濃くでてしまい、ヘッドライトケースに縁取りが出来た様にも見えます。

わりときれいに色の線が出ているので、このままとします。

なお、タミヤのHG面相筆は素晴らしく、この手のタッチアップの腕が上がったと錯覚する位、きれいに色を入れる事が出来ました。
筆の洗浄後もきっちりと筆先の形状が保たれるのがうれしいです。
ヘッドライトのレンズは窓セルの余りから切り出しました。

彫刻等の平刀で大まかな形を切りだし、仕上げはピンセットに挟んで#800の耐水ペーパーで仕上げました。

切り出し自体はたいして手間はかかりませんでしたが、ヘッドライトに合わせ込む際に3個ばかし作ったレンズを飛ばしてしまいました・・・。 ため息をつきつつ4個目でようやく仕上がりました。


レンズをはめ込む前に透明のゴム系接着剤をヘッドライトケース内部に塗布し、そーっとレンズを押し込みました。

窓セルではちょっと板厚があり過ぎた様で、断面が白く目立っていますね。

せめて外周の断面を黒で塗っておけば良かったのかもしれません。
クハ76はヘッドライトのレンズまで黄色を塗ってしまっていたので、デザインナイフを使って余計な塗料をこそぎ落しました。

最後にコンパウンドで磨くと、例の「ボーっとしたヘッドライト」が復活しました。
こちらも同じくΦ3mmの電球色LEDを仕込みました。
テールライトのレンズを入れて、車体もいよいよ完成間近です。

編成の中のカプラーは前述の通りハセガワの密連を使用しておりますが、これパーツはグレーの成形色ですので、黒塗装を行いました。
連結器の摺動部の塗膜剥がれが気にかかるので、黒染めしてみました。

知らなかったのですが、染めQのビン入りが出ているのですね。 ABSに使えるという事ですので、さっそく使ってみました。
数回連結と解放を繰り返しましたが、本当に色が染みている様で、塗膜は剥がれていません。

経年劣化も含めてしばらく様子を見る事にします。
LEDには光漏れ防止と少しでも点灯効率を上げる為にエナメルシルバーを筆塗りしておきました。
LEDをヘッドライトケースに装着後、光漏れ防止にアルミテープを貼っておきました。

LEDの配線をきっちり絶縁しておく事が大切ですね。
小高製のTR23の転がりがあまりにも悪くなっているので、軸受けメタルを仕込みました。

ただ、塗装後で接着しかできなかったので、通電しないかもしれません。

そこで、集電シューを取りつけました。 リンク先の「阪鉄車輌」さんとリンクされている「記憶の中の天鉄局」さんの「部品工場」の記事で作り方を詳しく述べておられます。

渡りに船とばかりに記事の通り集電シューを作ったらあっという間に出来てしまいました。ただ、燐青銅線の手持ちがなかったので、私は暫定で真鍮線を使っています。

「記憶の中の天鉄局」さん、素晴らしい製作記事をありがとうございました!。
楽しく集電シューを製作しておりましたら、「ぺキッ」といやーな音が・・・。

経年劣化なのか、TR23が割れてしまいました・・・。

写真では見づらいですが、左側の軸受けの下側が割れてしまっています。
補強板としてt:1.0mmの真鍮帯板をエポキシ系で接着しました。

これでまた何年か持つ事を期待したいと思います。
表からみると割れ跡はほとんどわかりません。

でも、軸受けにもひびが入っていますね・・・。
車輪と補強板は干渉していませんが、安全をみて補強板取り付け側を集電側にしました。
クハ68の前面幌はKATOの客車用幌を流用しています。

これも染めQを使って塗装しましたが、すっきりと仕上がった感じがして気に入っています。
車両を組み上げて点灯テストです。

この怪しげな線路はタイに駐在前に工作室の一角に設置していたヤードのベースを引っ張り出してきたものです。

車両製作が一段落した頃に、以前の様に部屋をぐるっと一周まわしたいのですが、まだまだ先の事になりそうです。

線路部屋と工作室は分けるつもりですので、今度はレイアウトまで行きたいのです。
しっかり光ってくれるヘッドライトに対し、レールライトは暗めです。

次回作ではチップLEDを使ってみる事にします。
クハ68とクハ76のツーショット。

全体的に転がりが悪いのか、モーターの起動電圧がちょっと高めですので、モハをつないでも停車状態でヘッドライトがしっかり点灯してくれるのは「怪我の功名」ですね。

ただ、4両編成でモハの片側のみの台車駆動は大変苦しく、モハのウエイトアップとトレーラーの転がり改善はしていかなくてはなりません。
クハ76のヘッドライトも力強く点灯しています。

室内灯にはDC−DCコンバータを採用する予定でしたが、前述の通り起動電圧が高いので、そのままでも良いかなーなんて考え始めました。

いづれにせよ、回路のテストを行ってから室内灯取り付け→内装工作としたいので、「30年前の70系再生」はここで一旦区切りとしたいと思います。


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