鉄道事業部 車両製作所 更新工場

 

形式

国鉄 モハ70
一次型(その3)

製造

神戸重工 神戸車両製作所

更新

Kobe Heavy Inderstrial (Thailand) Co,Ltd.
Bankok Factory

日本はゴールデンウィークなので製作が進んでいる方も多いかと思います。タイでは通常の週ですが、日本の皆さんに負けない様少しずつでも進めます。

とは言え、平日はまとまった製作時間が取れないので地味な作業を行っています。

今日はおなじみカツミ製プラシートの加工です。安価で安定供給なので大好きなパーツです。

70系はセミクロスシートなので、必ず片側のみの椅子が存在しますが、パーツは一袋全てがダブルクロスなので、片側を切り落とします。

まず、肘掛と下側の補強部をニッパーで切り取ります。

次に片側をレザーソーで切り落とします。
マイターボックスを使っての加工でも、これ位の切り残しが出てしまいます。
240番の耐水ペーパーで表面を平滑にします。 その後400番で仕上げます。
加工終了。 ただ、一両でこの片側の椅子を8個、編成で32個を加工しなければならないので、単調な作業が苦手な私には、平日に少しずつ加工して週末に一気に組み立てるこの方法が向いている様です。

ここで、パンタグラフの修正を行います。

前方が当時装着していたカツミのPS16。 後方がお手本になるつぼみ堂のPS13です。

たすき状になった部分をニッパーで切り取り、下側の枠には穴を明け、上側にはスペーサーを介して高さを合わせ、Φ0.5mmの洋白線をハンダ付けしました。
シューも片側なくしてしまっていたので、外しました。

シューは手持ちの1.5X0.4mmの洋白帯板の端をやすってそれらしい形に整えました。

元々のシューは0.5mm厚だったので、ちょっとすっきりしたシューになりました。

完成したPS-13もどきのパンタグラフです。

元が随分ゆがんでいたので、仕上がりもラフですが、つぼみ堂のパンタグラフと見え方に余り差が出ていないのが救いです。


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