鉄道事業部 車両製作所 資料室

 
工場長が昔に撮った写真を公開します。大した写真はありませんが、模型製作時に何かの参考になれば幸いです。

なお、本ページの全ての写真は個人としてお使いになる事は全く問題ありませんが、配布や商業用に使用する事はお断りします。

なお、当サイト内で公開している写真で、駅以外の構内で撮影しているものは、全て各鉄道会社(古い写真は国鉄)の許可を頂いて撮影しております。

形式 国鉄 テム300
数ある国鉄型貨車のうち、工場長が特に好きな形式です。

今回公開する写真は吹田の貨車操車場で撮影したものです。

当時 隣駅だった住吉駅では夕方に小規模の入れ替えが行われており、下校後に 自転車で模型屋→住吉駅で入れ替えを見る→帰宅というパターンをよくしていましたのですが、テム300に会えた事はありませんでした。

この時、初めて近くで見たテム300、そして、その行き先はその住吉駅。 なかなか会えない車輌って、いつもこんな感じでしたよね。

吹田でも住吉でも当たり前に入れ替えをしていたDD13ももう居なくなってしまいましたね。 当時はディーゼル機関車にあまり興味が無かったのですが、今となっては一枚だけでも撮っておけばと残念に思っています。
 

撮影:1981年2月 国鉄吹田貨物操車場にて
参考文献:誠文堂新光社 客車・貨車ガイドブック 昭和46年度版

色合いが渋いです。 使われ方の違いからでしょうが、隣のワラ1と比較すると、汚れ方が違っていますね。

サイドビューは4分割で撮影したものをパソコンで合成しました。

テクが無いので、お見苦しい点はお許しください。

この写真はドアレールの取り付け方を撮ったものです。

当時は今ほど貨車は注目されていなかったので、後に安達からキットが出るなんて夢にも思っていませんでしたので・・・。

上側のドアレールの断面を知りたかったので撮った写真です。

レールはZの字型の断面ですね。

ドアのロック、このパーツってどこからか出ていましたっけ?

なぜだか判りませんが、この頃に撮った写真の多くはこの様な形式標記だけのものがあります。

車輌形式(テム)はほかの文字に比べ、かなり小さいですね。

各表記の写真も撮ってありました。 今では当たり前のようにインレタが出ていましたが、貨車用インレタも無く、いさみやのインレタのみが頼りだった時代。そのインレタも関西では入手困難でした。

当時は全く縁の無かった小山も、日本に居た頃は隣の市でした。

小山には今も大物車が常駐しているのでしょうか?

積荷はプラスターとあります。

ほとんど石灰専用だったテム300。レールの下側にも白い垂れ跡がありますね。

実は当工場には組みかけのテム300があります・・・。 これを機会に製作再開しようかと考えています。

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