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形式 |
JR西日本クモハ113-3800
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製造 開始 |
Kobe Heavy Inderstrial (Thailand) Co,Ltd. |
貫通扉を作ります。 |
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この様に指で押えてケガキます。 |
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切り出した洋白板をドアとなる真鍮板ハンダ付けします。 |
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窓を切り抜いて貫通扉の完成。思ったより早く出来たので、満足していたのですが・・・。 |
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前面に合わせて見ると、窓が天地方向に大きすぎました。 写真からイメージで作った寸法が間違えていた様です。 |
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迷わず、作り直します。 |
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何とかこれで行けそうです。 裏に大目玉埋める時の裏打ち板をセットしておきました。 |
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作っておいたヘッドライトの穴塞ぎをハンダ付けして気付いたのですが、タイフォンの位置も直さなくていけませんでした。 位置は東海顔のスペシャリストである西湘車輌さんに教えて頂いた通り、ヘッドライトの上部にタイフォンが合う様に設定しなければなりません。 |
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タイフォンの穴ふさぎを普通にハンダ付けするとせっかく仕上げたヘッドライト廻りをまた仕上げなくてはなりません。 低温ハンダがあればよいのですが、これも手持ちがないので、ティッシュに水を含ませてヘッドライト廻りに置いてみました。少しでも熱が逃げるようにしたつもりです。 結果は思いのほか効果があったようで、ヘッドライト廻りのハンダは全然溶けていませんでした。 |
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次に運転席窓の金属ガラス押えです。方向幕にも金置押さえが採用されているので、一緒に作っておきました。 |
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こう言ったシビアな位置合わせのハンダ付けは苦手なので、またもや治具を使いました。 と、言っても車体裾から窓の下辺の寸法の紙を切り出しただけですが・・・。 以外に効果があるので、この手のハンダ付けが苦手な方は一度試してみてください。 |
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裏側はこんな感じです。穴ふさぎの箇所が多いので、裏打ち板はかなり大きめです。 | |
前面が出来ました! ・・・しかし向かって左側の窓が上を向いています。 これはハンダ付けした後、窓が下を向いて傾いている様な気がして少し金属押さえを削ったのですが、実は正しかったみたいです・・・。 治具できっちり位置を出した事を信用しきらなかった自分のミスですね・・・。 これから直すのはちょっと大変ですが、左側だけ作り直します。 |
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前面に穴をあける際、φ0.4mmのドリルを折ってしまいました。 あると思っていた予備が無いので困りましたが、幸いキリ先が5mmほど残っていましたので、それをチャックに挟み穴あけを継続する事が出来ました。 |
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次におわん型タイフォンの製作です。市販パーツがありませんので、真鍮丸棒で製作します。 ドリルレースで作りますが、左右の形状を合わせるのは難しそうです。 これは彫金用の工具を使えば簡単なのですが、バンコクにあるかどうかもわかりません。 そこで、例によって治具によっての解決です。 まず、ペーパーにR形状を切り抜いたものを10枚作ります。 |
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10枚重ねて瞬着で固め、ヤスリで形を整えます。 その幅に合わせ、耐水ペーパーに両面テープを貼ったものを用意します。 |
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くぼみ部分に耐水ペーパーを貼って治具の完成です。 |
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φ2.5mm丸棒をドリルのチャックに銜え、治具をわずかにスライドさせながらドリルレースをします。 作業前に棒やすりで大まかな形状をつけておいたので、耐水ペーパーの交換は240番を2回。400番を2回、800番を2回と計6回で済みました。 |
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おわん形状のバラつきは許容範囲ですが、ちょっとRが小さすぎました。 |
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治具のRを大きくしてもう一度トライします。 |
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写真ではわかりにくいですが、左がR2.5mmの治具、右がR5.0mmでの成型結果です。 右側を採用しました。 |
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実車はタイフォンに皿状のカバーが着いている様なので、このお皿部は切り込みで表現することにします。 回っているワークに糸鋸を正確な位置に持っていく事は難しいので、内径2.5mmのパイプをワークにかぶした上でチャックに挟み、その端末に糸鋸を当てることで位置を出しました、。 |
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パーツの完成です。 出来はそこそこですが、自分で作ったパーツはどんな精密なロストワックスパーツもかないませんね! |
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ヘッドライトケース、テールライトケースはエンドウのパーツです。 直角を出す為、ドリルを逆さまにチャックに咥え、前面に取り付けました。 |
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2週間かかってやっと前面が出来ました。 下側のステップはフクシマのランボード用帯板から切り出したものです。 窓ガラスの金属押さえも向かって左側は作り直しました。 また、ワイパーの切り欠きは左側はハンダ付け前に形状をつけましたが、ハンダ付けが終わっていた右側はデザインナイフの先端で切りました。 板厚が0.15mmなので、根気良く作業したら何とかなりました。 |
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おわん型タイフォンの形も良い感じです。 |