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形式 |
JR西日本クモハ113-3800
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製造 開始 |
Kobe Heavy Inderstrial (Thailand) Co,Ltd. |
床下に付くジャンパー栓受けはエコーモデルのロストパーツを使ってみました。 | |
TNカプラーはポケットが大きいので、ご覧の通りパーツの台座をかなりカットしています。 クモハ113-3800のジャンパー栓受けはパーツのピッチを使用すると車体のジャンパ栓受けの位置とのつじつまが合わなくなるので、2連のパーツをカットしてバラし、ピッチをつめてあります。 ・・・こんな風に文章で書くと簡単なのですが、小さいパーツを並べてハンダ付けするのは難しく、手早くやらないと先につけた部品が動き、泥沼にはまってしまいます。 実際、私も5回ほどやり直しました・・・。 |
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スカートはシャープな形状のエンドウ製の115系用パーツを使用しました。 向かって右側にクモハ112-3800には不要な穴が開いているので埋めなくてはなりません。 |
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t:0.4の真鍮板を切り出し、φ2mmのドリルで曲げ形状をつけました。 当然最初は大きめに作っています。 |
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細かいパーツの形状を出すのは難しいものですね。(パーツが掴み難いですから。) 私はラジオペンチで掴み、ヤスリを工作台に置いて部品側を動かす事で対策しています。 |
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小さい部品との形状合わせは角材の角を使うと部品が保持し易いです。 |
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同じく、角材の上でハンダ付けしました。 | |
仕上げて穴埋めが完了しました。 ハンダ付けが上手くない私は、ハンダで表面を埋める場合、ここまでかな?と思った所でやめてしまいます。 長くコテを当てていると、当然仕上げた部分もハンダが流れてしまい、やはり泥沼にはまってしまう事が多いので、無理せず、また必要に応じてパテ等で修正しています。 |
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スカートを取り付けましたが、ちょっと角度がきつい模様。 中央部をカットして、長さを詰めて角度をゆるくしました。 |
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実車もこの位の角度です。 パーツに角度が結構ついていたので、モハ改造の先頭車のスカートは純正(?)のスカートとは違うものになっているのかな? と考えています。 |
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簡単に床下配管も表現します。 t:1.5の真鍮板と真鍮線を治具にして割りピンをハンダ付けしました。 |
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端末はどこに繋がっているのか良くわからないので、床板に入れてしまいました。 私はこの手法を良く使いますが、案外違和感が無いものです 。 それよりも端末を空中に浮かしたままで、あちらこちらに引っ掛けて曲げてしまう方がイヤなものですから。 |
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反対側の端末は写真で見るとコンプレッサーに入っているように見えるので、パーツに穴をあけ、処理しました。(実車はこうなっていないかもしれませんが、手持ちの資料から最大限推測した結果です。) パーツとのつじつまあわせ(いくらなんでも網の固定枠に配管用の穴をあけるのは乱暴ですから。)の関係で、配管がちょっと斜め上方向に傾いてしまいましたが、問題なさそうです。 |
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床下には締め切りコックや渦巻きチリトリは付き物。 小さなパーツですが、効果的なので出来るだけ目立つ部分に付けたいものです。 いつか使いたいと思ってストックしておいた、エコーモデルのパーツが日の目を見ました。 |
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床下機器との配置を考えてから、先にパーツを真鍮線にハンダ付けしました。 | |
写真を見ながら、配管の配置を行いました。 | |
新性能電車の引き通しの配管は上下の二段を表現されている作品が多いので、私もと二段配管用の割りピンを作成することにしました。 まず、通常の割りピンにφ0.4mmの真鍮線を三本セットします。 |
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真鍮線の端をラジオペンチでギュッと絞ります。 | |
端末をスケールで押えながら、真ん中の一本を抜いてその部分をマイナスドライバーで押えます。 反対側も同様に押えます。 |
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割りピンが二段になりました! せっかく作ったのですが、4月に撮った写真を見る限り、引き通し管は直通管の一本しか見えない為、この割りピンはお蔵入りとなりました・・・。 |
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エアータンクに穴をあけようとしたら、φ0.4mmのドリルを折ってしまいました。 最悪な事に、折れたドリルはまだパーツの中です。 |
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ニッパーで座面を切り取り、ドリルの刃を抜こうとしましたが、思ったより奥で折れていて抜き取れませんでした。 今回は代わりのパーツを使い、このエアータンクの修正はまたの機会に行うことにします。 |
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集中力が欠けてきているのか、ケガキ針も折ってしまいました。 先がカートリッジ式なので、これは簡単に交換できます。 めったに折れるものでは有りませんが、スペアを持っておいて良かった! |
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このケガキ針は10年以上前に東急ハンズで購入したものですが、今でもスペアは供給され続けています。 工具と模型のパーツを比較するのはちょっと乱暴ですが、定番パーツだけでも探し回らなくても済む様になって欲しいなんていつも思っていました。 しかし、タイに来てからは無ければ作る(もしくは改造する)のが当たり前になってきましたので、最近はあまり強く思わなくなってしまいました。 |
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一通り配管が終わりました。 ただ、どう考えても元空気だめと供給空気だめとの関係が成り立っていませんので、つじつまを合わせるべく、作り直しとなりそうです。 |