鉄道事業部 車両製作所 新車工場

形式

JR西日本クモハ113-3800
112-3800
(その9)

製造
開始

Kobe Heavy Inderstrial (Thailand) Co,Ltd.
Bankok Factory
(平成18年)

ご覧の通りクモハ112-3800の配管は作り直しました。

何となくですが、つじつまは合った様な気がするのでこれで良しとしました。
コンプレッサーに入っていたと思われる配管は床板の間を通る事にして、コンプレッサーから元空気だめへの配管は裏から通しました。

これは引き通し管に直接コンプレッサーからの圧縮空気が入り込むことはありえないので、この様な処理をしたのです。
供給空気だめからの配管を元空気だめの配管と平行に配置したので、締切コックへからの配管も制御空気だめを経て、ちゃんと供給空気だめに繋がりました。
実車にMG FRと記入されたMG関連の機器についてはエンドウの床下機器セットには入っていなかったため、余ったパーツを利用しました。

ただ、このままでは形が似ても似つかないので、改造です。
まず、一番下のボルトの表現のみを残して、表面をヤスリがけしました。
次に、上部を削り 大きさを整えます。
帯板を貼ってできあがり。

結構、実車に似た形に出来たので、ゴキゲンです。
クモハ113-3800の駆動側はモーターがある為 あまり床下機器の表現を楽しめませんが、先頭よりは 供給空気だめ近辺の配管を表現しました。

供給空気だめから直通管への配管レイアウトは大きく曲げなければならず、ちょっと厳しいかと思いましたが、出来上がりを見ると、結構入り組んだ感じがするので、かえって良かったかもしれません。
ちょっと凝ってみたのが配管の裏にある、別の配管に付いている締切コックがちょっと見えている所です。

塗装後、コックに赤を入れると良い感じになると思います。
さて、足りなかったパーツですが、当HPに相互リンクして頂いているたけのこ模型さんの店主さんと、一緒に仕事(リアルの仕事の方です。)をさせて頂ける事になり、インド出張の際に日本からパーツを持ってきて下さいました。

日本とタイからそれぞれ出張して、インドで部品を受け取る! とっても不思議な感覚でした。

今回 部品手配にお世話になった、エコーモデルさんとたけのこ模型さん、どうもありがとうございました!
No641のMGは旧国用で長過ぎる為、カットしてモハ112の雰囲気を出す事にします。
実車の写真と比較してこの位で良いと判断して、段になっている部分でカットしました。
No650の蓄電池箱はそのまま使えます。

エンドウの床下機器と違い、エコーモデルのパーツは全てハンダ付けしました。


MG起動装置はエコーモデルのパーツにも付属していますが、エンドウ製のままとしました。

また、その隣の小さな機器はエコーモデルNo648の接触器箱セットから似ているものを取り付けました。
未取り付けだった配管と締め切りコックも取り付けました。 ちょっと、割りピンとコックが近いですが、完成の暁には整備作業の方に気をつけてコックを使って頂く事としましょう(?)

今日はインドから夜行便で帰ってきたので、大変眠たい為、工作はここまで。

クモハ112-3800の床下はヒューズ箱とその配線を取り付ければ完成です。
ようやく製作を再開しました。

クモハ113-3800のスカートをt:0.4mm厚の真鍮板で作ります。

展開形状を切り出し、φ1.0mmのドリル刃を治具にしてR形状をつけます。
Rをしっかりつける為、真鍮厚板の角を利用してドリル刃を押さえつけます。
曲げが完了しました。
不要部分を切り取ってJRスカートが完成しました。




最近のJR西日本の近郊形はさまざまな形のトイレ用タンクが付いています。

以前撮った写真を見てみると、この形式はかなり小ぶりのタイプのようです。

写真は一番上がトイレ側、下2枚はその反対側です



(写真:2007年4月 福知山車輌所にて望遠レンズで撮影)
模型はエコーモデルのパーツが使えそうです。

下の客車用蓄電池箱は素材としてカワイモデルのパーツを用意しておきました。
とりあえず仮置きしましたが、全然イメージが違います。

トイレ側は幅を詰めて使うことにします。
問題は反対側です。こちらもまずタンクの幅を詰めました。

それにエコーモデルのパーツを切り出し、タンク本体に貼り付けるのですが、強度確保に為にφ1.0mmの真鍮線を植えておきました。
コックを2つ移植したらそれらしくなりました。
裏面から見た所。 2本の真鍮線のお陰で少々の事ではポロッと取れてしまうことはないでしょう。
裏にはペーパーを貼り付けぼろ隠し。さらに瞬着を充填しておきました。
取り付け足は強度を考え1.5mm幅の真鍮帯板を採用。

こちらも強度確保を目的としてφ0.5mmの真鍮線を植え込んであります。
仕上げて出来上がり。

FRP色の塗装を考えてM1.2mmのネジ留めをする事にします。

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